得たものと失ったものがあった一年間を振り返る。

大学院修了

年末年始はコロナにかかり体調を崩したが、その後は後遺症もなく研究活動を継続することができた。 なんとか修論執筆および修論発表を乗りこえ、修士(情報科学)の学位を得ることができた。 修論とは別の研究プロジェクトについて、学生期間中に取り組んでいた内容をうまくまとめ上げることができなかったことはやや心残りである。

社会人生活

4月からは某 Web 系の IT 企業に入社し、社会人として生活している。

基本、勤務形態がフルリモートのため、朝から満員電車に乗って疲弊して業務を行うことはない。 そのため、勤務形態の面でのストレスはなく業務を行えている。 また、生活面で一番不安だった起床について、今の所、遅刻をすることはなく業務を開始できている。

一方、ある程度想定はしていたし、社会人の先輩方々から言われ続けていた「時間がない」の意味を体感した。 一般的に一日8時間を業務に充てて、睡眠や食事などの時間を除いた可処分時間の確保の難しさやそれを正しく時間を使う難しさを今でも感じている。 そのため、この点の改善は来年以降着手していく。

仕事

一般的な新卒研修・技術研修を経て、現在はプライベートクラウドの開発および運用に関する業務に従事している。

技術領域については自分の興味の方向性と合致しており、開発と運用の両面を触れることができている。 チームメンバーは技術的にもレベルが高く、チームでの動きかたなども非常に勉強になるため、そのような行動を吸収していきたい。 一方、業務を行う上での技術的な知識量の差については課題感を感じているので、継続して学び続けることが必要だと感じている。

仕事の中でやるべきことはたくさんあるので、その中で取捨選択を行い、最大限の価値を出すことを意識すべきなのではないかと思う年末なのであった。

プライベート

学生期間は WBC(World Baseball Classic) などを見たり、社会人になっても変わらず F1 観戦をしたり技術的に興味のあることを勝手に調査したりする生活は変わらなかった。 しかし、日曜深夜未明に F1 観戦をして月曜朝から業務を行うという賭けはできなかった。 これが社会人の難しさかとヒシヒシと感じた。

また、勤務形態がフルリモートのせいか、通勤もなく外出頻度も多くないため体力の低下が著しいと感じている。 そのため、散歩をはじめ、体を動かす趣味を始めるつもりである。

まとめ

うまく人間に化けて社会人生活をしていきたいです。

R.I.P. John

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